舞台にふっと立っただけで視線を奪ってしまう人っていますよね。
麻実れいさんは、まさにその“特別な存在感”を持つ人のひとり。
今では日本を代表する大女優として知られていますが、若い頃の宝塚時代の姿を見た人なら、思わず息をのむあのかっこよさが忘れられないはずです。
端正な横顔、長身に映える軍服姿、舞台の空気をピンと張りつめさせるオーラ…。
「こんな男役が実在するんだ」と驚く人が多いのも納得です。
では、麻実れいさんはどんな経歴で、どんな役を演じ、どのようにして“伝説的な男役”と呼ばれるようになったのでしょうか?
宝塚での代表作、相手役、そして退団公演まで、
若い頃の魅力にぎゅっと迫っていきます。
麻実れいのWikiプロフィール!年齢・身長・出身や経歴は?

まずは、麻実れいさんの基本プロフィールから整理していきます。
- 名前:麻実れい(あさみ れい)
- 本名:信元孝子(のぶもと たかこ)
- 生年月日:1950年3月11日
- 年齢:75歳(2025年現在)
- 出身地:東京都千代田区
- 身長:172cm
- 血液型:O型
- 宝塚音楽学校入学:1968年
- 宝塚歌劇団入団:1970年(56期生)
麻実れいさんは東京都・神田明神の下町で生まれ育ち、三姉妹の末っ子。
幼い頃からバレエを習うことで体幹が鍛えられ、後々“細身でしなやかな男役”にぴたりとはまる要素が自然と身についていきます。
宝塚音楽学校に進んだきっかけは「親元を離れたい」という気持ちがあった、と本人がインタビューで語っていることも印象的。
決意というより、流れに乗って進んだ道のように見えて、でもその先でトップスターまで上りつめるのだから運命的ですよね。
1970年に宝塚へ入団し、星組からスタート。
後に雪組へ組替えされ、そこから男役スターとして一気に花開いていきます。
【画像】麻実れいの昔の宝塚時代がかっこいい!代表作ベルサイユのばらのアンドレ役で超人気!
今日は、#ベルばらの日 #ベルサイユのばらの日 だそうですね。#麻実れい 様、#ターコさん の #アンドレ・グランディエ
— 麗 あさみ (@14oscarfrancois) August 29, 2020
1975年、今から45年前なのに、このビジュアル、この足の長さ!もちろん、それだけでなく、#アンドレ の苦しみを的確に表出していらっしゃいました。 pic.twitter.com/9mxiisFpKY
麻実れいさんの“若い頃がかっこいい”と言われる理由は、とにかくビジュアルと立ち姿の完成度が高かったから。
172cmという長身と、バレエで鍛えられた柔らかい動き。
軍服でもスーツでも和装でも、どれを着ても“物語の主人公”に見える絶妙な存在感。
写真を見るだけで「こんな男役、実在する?」と思うような説得力があります。

そして、彼女が全国的な人気を決定づけたのが 『ベルサイユのばら』アンドレ役。
アンドレは、宝塚の中でも特にファン人気が高い難役ですが、麻実れいさんの演じるアンドレは
「美しくて気高い」「包容力があって色気がある」
と評判で、当時のファンの熱量はすさまじいものだったと語られています。
劇場アニメ「ベルサイユのばら」を何回も観て、動くオスカル様を堪能させていただき、本当に「生きていてよかった」と思っています。
— 麗 あさみ (@14oscarfrancois) February 14, 2025
宝塚で上演されたなかでは、この人がオスカル様という人は、私的にはなかったのですが、ビジュアル的にアンドレは、麻実れい様でした! pic.twitter.com/FfZ3BxwYwX
舞台写真を見ると、鋭い目元、まっすぐ伸びた姿勢、包み込むような表情…。
“かっこいい男役”という言葉では足りないほど、1枚の写真に世界観が詰まっているんです。
若い頃の麻実れいさんは、単にイケメン風とか美男風ではなく、
「そこに存在するだけで舞台が成立する男役」
という特別なオーラをまとっていました。
麻実れいは宝塚で何期生?相手役は遥くらら!退団公演は『風と共に去りぬ』
#銃を構えるかっこいい女性が出る映画
— 麗 あさみ (@14oscarfrancois) June 4, 2018
でなく舞台!
こういう視点から麻実れい様の舞台を振り返ると、結構、銃を構えている、もしくは、銃に撃たれるシーン、たくさんありました。
1984年宝塚雪組公演「風と共に去り」の麻実れい様
構えている場面あるのですが、その瞬間の舞台写真がなく、このシーン pic.twitter.com/HkdcT913dW
この56期は実力派がそろっていたことでも知られており、その中でも麻実れいさんは早い段階から“男役スター”として頭角を現しました。
■相手役は「遥くらら」

麻実れいさんの主な相手役(娘役トップ)は 遥くららさん。
可憐で柔らかい雰囲気の娘役で、
麻実れいさんの端正な男役と並ぶと、
まるで絵画のような美しいコンビだと評判でした。
1982年の宝塚雪組公演「ジャワの踊り子」に関するTweetに対して、いろいろ反応下さってありがとうございます。
— 麗 あさみ (@14oscarfrancois) December 4, 2018
それならば、さらにTweetしなくては!と思いゴールデンコンビ、ターコさん、モックさんの、なんとも言えない、切ない写真をあげさせて頂きます。最後が悲劇なだけに! #麻実れい #遥くらら pic.twitter.com/sfOfUg8XrW
2人の並びは「宝塚らしいロマンの象徴」と言われ、
当時のファンからの支持も非常に厚かったペアです。
■退団公演は『風と共に去りぬ』レット・バトラー役

1985年の退団公演では、
『風と共に去りぬ(スカーレット編)』レット・バトラー役
を務めています。
レット・バトラーは、宝塚男役の集大成とも言われる大きな役。
ダンディで余裕があり、どこか影を感じさせる男性像は、麻実れいさんの魅力と完全にマッチしていました。
退団公演の舞台写真を見ると、最後の最後まで
“男役・麻実れい”としてのかっこよさが極まっていて、長い宝塚人生の締めくくりとしてふさわしい名舞台だったことが伝わってきますね。
まとめ・【画像】麻実れいの若い頃がかっこいい!宝塚の男役で代表作はベルサイユのばら!
麻実れいさんの若い頃は、まさに“宝塚が生んだ伝説”。
長身でしなやか、気品のある立ち姿、そして舞台の空気を一瞬で変える存在感。
どの作品でも“男役としての理想形”のような魅力を放っていました。
特に『ベルサイユのばら』アンドレ役は、今も語り継がれるほど人気で、「麻実れい=アンドレ」というイメージを持つファンも多いほど。
宝塚を退団してからは女優として活躍し続け、年齢を重ねても輝きを失わない“舞台人としての生き方”も、多くの人に尊敬されています。
若い頃のかっこよさを知れば知るほど、今の麻実れいさんの魅力もより深く感じられるはず。
この記事をきっかけに、ぜひ代表作や舞台映像をチェックしてみてくださいね。
麻実れいさんと息子さんの関係も紹介しています。



コメント