独特の存在感とやさしい語り口で、ドラマや映画に欠かせない名脇役・斉藤暁(さいとうさとる)さん。
近年では『踊る大捜査線』シリーズの“スリーアミーゴス”のひとりとしておなじみですが、そのキャリアの始まりは意外なところにありました。
実は、斉藤さんの若い頃は“戦隊モノ”や“CM”といった意外なジャンルでも活躍していたんです。
俳優としての下積み時代のエピソードをたどると、
どんな思いで芝居に向き合ってきたのかが見えてきます。
この記事では、そんな斉藤暁さんの若い頃の活動や代表作『踊る大捜査線』でのブレイク、そして長年にわたって愛され続ける理由を紹介していきます。
斉藤暁(さいとうさとる)のWikiプロフィール!年齢や出身地・経歴は?
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まずは斉藤暁(さいとうさとる)さんのプロフィールからです。
- 名前 斉藤 暁(さいとう さとる)
- 生年月日 1953年10月28日(現在71歳)
- 出身地 福島県福島市
- 身長 約170cm前後
- 職業 俳優・タレント
- 所属劇団 東京壱組(過去に自由劇場に在籍)
- デビュー時期 1980年代初頭
- 趣味:トランペット・音楽鑑賞
福島県出身の斉藤暁さんは、もともと舞台俳優としてキャリアをスタートしました。
舞台での経験を重ねる中で、徐々にテレビや映画にも活動の場を広げ、その温かな声と穏やかな雰囲気で視聴者の心をつかんできた俳優さんです。
性格もとても温厚で、共演者からは「現場の空気を柔らかくしてくれる人」と言われることも多く、その人柄が今の演技にもにじみ出ています。
また、趣味のトランペット演奏はプロ級の腕前で、
バンド活動を行うなど音楽への情熱も深いことで知られています。
俳優としてだけでなく、音楽人としての一面も斉藤さんの魅力のひとつですね。

【画像】斉藤暁の若い頃は戦隊メガレンジャーやCMに出演!俳優としての下積み時代

30代後半から40代前半
若い頃の斉藤暁さんは、舞台俳優として活動を始めたのち、テレビドラマや特撮シリーズなどへと活躍の場を広げていきました。
1992年放送の『特捜エクシードラフト』(テレビ朝日系)では科学捜査の専門家役を演じ、1997年には『電磁戦隊メガレンジャー』に出演。
「メガレンジャーでは久保田博土役で静かな演技が光りました。
実はこの「スーパー戦隊シリーズ」への出演をきっかけに、斉藤さんは特撮ファンのあいだでも注目される存在になっていきます。
#電磁戦隊メガレンジャー 斎藤暁さん演ずる久保田博士のキャラクターが見事。高校生を戦いに巻き込んだ事を後悔しつつ、若いメンバーを絶対的に信頼してすべてを一任する懐の深さ。友人が悪に寝返った悲壮感もまとう。それを表現する斎藤さんの上手さが光る。『踊る大捜査線』の秋山副署長役と同時期。 pic.twitter.com/NQ2SdLXA6j
— 一番星、 (@1banboshi_) March 29, 2018
また、同じ時期にはCM出演も俳優としての大きな転機になったそうです。
テレビ朝日のインタビューで本人はこう振り返っています。
「プロダクションには入ったけど、最初は全然仕事がなくてね。カツカツだったけど、
https://post.tv-asahi.co.jp/post-185109/
でも、わりとすぐに何とか仕事だけで生活できるようになりましたよ。
CMが大きかったんだよね。1本CMをやったときに、1回で借金が返せるみたいな感じでね。
うれしかったですよ」
斉藤さんにとって、CMの仕事はまさに“生活を支えた一本”だったのですね。
オーディションを受け続け、何度も挑戦しながら少しずつ仕事を増やしていった努力の時期。
そうした積み重ねが、のちの『踊る大捜査線』で見せる自然体の演技へとつながっていったのでしょう。
俳優として地道に歩み続けたこの時代が、斉藤暁さんの“味のある演技”を育てた原点といえるのかもしれません。
さらにその頃は奥様にも支えられて家族のためにも頑張っていたのではないでしょうか。

【動画】斉藤暁は昔「踊る大捜査線」で小野武彦 ・北村総一朗と“スリーアミーゴス”で人気俳優に!
40代後半
斉藤暁さんの名前を全国的に広めたのは、1997年放送の大ヒットドラマ『踊る大捜査線』。
湾岸署鑑識課の秋山晴海役として登場し、北村総一朗さん(署長)・小野武彦さん(刑事課長)と共に、
“スリーアミーゴス”と呼ばれる名トリオで人気を集めました。
3人の掛け合いは、緊迫したドラマの中でホッと一息つける癒しのシーン。
コミカルで人間味あふれるやりとりが視聴者の心をつかみ、シリーズを象徴するキャラクターとして長く愛される存在になりました。
また、斉藤さんはドラマでの活躍に加えて、企業CMにも少しずつ顔を出すようになっていきます。
とくに、アフラックの医療保険「新やさしいEVER」のCMでは、北村総一朗さん・小野武彦さんと共に“スリーアミーゴス”として登場し、コミカルな歌と踊りを披露しました。
「またあの3人が見られる!」とファンの間で話題になりました。
このドラマとCMの両方で“3人の名トリオ”として愛されたことが、斉藤暁さんを“国民的な名脇役”へと押し上げたと言えるでしょう。
まとめ・【画像】斉藤暁の若い頃は戦隊モノとCM!「踊る」のスリーアミーゴスで人気俳優に!
若い頃の斉藤暁さんは、戦隊シリーズやCMなどで地道に経験を積み、コツコツと俳優としての道を歩んできました。
その後『踊る大捜査線』で北村総一朗さん・小野武彦さんと組んだ“スリーアミーゴス”が大人気に!
さらに3人で出演したアフラックのCMも話題になり、まさに“愛され名トリオ”としてお茶の間に親しまれました。
穏やかな人柄と確かな演技力で、今も多くの作品に欠かせない存在。
これからの活躍もますます楽しみですね。


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